月曜日

1900 innerkoreanischen Gipfeltreffens, Kim Jong Il of North Korea (Kim JONIRU)

00年の南北首脳会談の際、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が金大中(キム・デジュン)韓国大統領(当時)に対し、在韓米軍の駐留を継続するよう米政府に求めたと表明、金大統領が「それならなぜ報道機関を通じ米軍撤退を主張するのか」と尋ねると総書記は「わが国民の感情をなだめるためなので理解してほしい」と釈明していたことが分かった。金大中政権で統一相などを務めた林東源(イム・ドンウォン)氏が近く発売の回顧録で明らかにしていると韓国紙が9日報じた。

 林氏は南北首脳会談に同席し、事前準備でも水面下で動いた。報道によると金総書記は同会談で金大統領に、92年に当時の金容淳(キム・ヨンスン)書記(故人)を訪米させ、米側に「米軍が居残って南北の戦争を防ぐ役割をしてくれ」と要請した事実を打ち明けた。

 また、両首脳間のホットライン設置で合意し、03年2月の金大中政権が任期を終えるまで稼働していたと明らかにした。

 回顧録は会談準備段階の秘話にも言及。北朝鮮側は故・金日成(キム・イルソン)主席の遺体が安置された錦繍山(クムスサン)宮殿への参拝を求めたが、林氏が金総書記に会い韓国民の反感を理由に断った。これに対し、総書記は(1)ナンバー2にあたる金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長をソウルに派遣し朴正熙(パク・チョンヒ)大統領の墓を参拝させる(2)自分もソウルに行けば参拝する--と交換条件を提示した。

 しかし結局、主席の遺体への参拝は実現せず、総書記のソウル訪問も難航。総書記は訪韓を促す林氏に、米ブッシュ政権の発足により米軍のいる所に行くのは危険になったと弁解し、代わりにシベリアのイルクーツクなどでの首脳会談などを提案したという。

 【ことば】◇南北首脳会談

 韓国の金大中大統領(当時)と北朝鮮の金正日総書記が平壌で00年6月13~15日まで行った史上初の南北首脳による会談。統一問題の自主的解決▽離散家族の再会▽南北当局による対話の早期開催--などからなる南北共同宣言が署名された。また、金総書記の「適切な時期」のソウル訪問も明記されたが、実現していない。

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