パリ国際モーターショーと並び、世界の自動車見本市をリードするのが東京モーターショーで、ともに140万人を超える集客力を持つ。しかし、先進国の自動車市場は頭打ちの状態で、新興国の追い上げも急だ。両モーターショーは世界の自動車市場を活性化する役割も担っている。
「将来(中国の自動車見本市は)、日米欧と同様に技術を世界に発信するショーになる」。東京モーターショーの主催者である日本自動車工業会の青木哲会長は、北京や上海など中国の自動車見本市の“脅威”を認める。今や米国に次ぐ世界2位の市場となった中国。4月の北京モーターショーには日米欧メーカーがほぼ勢ぞろいし、東京にとって代わるほどの勢いだった。
2007年の新車販売は西欧でほぼ横ばい、米国と日本は3~7%減少するなど先進国の市場は厳しい。クルマの魅力をPRし、販売へとつなげるモーターショーの重要度は一層増している。パリは今回から家族の来場を狙って10~18歳の若者向けに半額入場券を導入する。こうした試みが、どう市場に影響するのか。今秋のパリの動向が注目される。

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